はじめに
今回は怖い話実体験の第九弾です。
前回はこちらです!
※マンションのお話です。
今回お話しする内容は兄に怒っていた最中の出来事です。
怒りも冷めるほどの恐怖を味わった出来事でした・・・。
是非最後までお付き合いしていただけると嬉しいです✨
何か写ってる!?
お話の前置き
私には年の離れた兄がいます。
当時兄は大学生で私は小学生。
兄は上京していたため長期休暇にならないと会えませんでした。
夏休みのことです。
兄が久しぶりに帰郷してきました。
兄とは本当に仲が良く同居してい
た頃はいつも一緒に寝ていました。
漫画もよく貸してもらっていまし
たよ。
兄が家を離れるときは一日中泣い
ていたのを覚えています😭
それでは本編に入ります。
東京に染まった兄
久しぶりに会った兄はいつも通り元気でした。
ただ、やはりというか何と言うか・・・。
元々スポーツ万能で顔立ちが整っていた兄は東京でも人気者になっていたそうです。
お洒落に更に磨きをかけていてノリが陽キャそのものでした😓
兄は幼稚園の頃からモテていたと
聞いています。
兄の部屋で脅迫じみたラブレター
を見つけたときは「イケメンも大
変なんだなぁ」と感じました。
久しぶりに兄と遊べると期待していたのですがその思いは叶いません。
兄は帰郷するや否や彼女との電話を始めたのです。
中々終わらない長電話。
ようやく電話が終わったと思ったら今度はうざったい絡みが始まりました。
お節介なアドバイスや自慢話を聞かされて次第に私の機嫌は悪くなります。
遊びたい気分が台無しですね😱
ろうそくの様子が・・・。
兄の話を聞き流していると
兄が不意に私を携帯のカメラで撮りました。
そして一言
「うわっ!これヤバいって!」
今まで我慢していた私ですが、おちょくられたと感じて兄にブチ切れます。
「ヤバいって何がヤバいんだよ!!」
兄の携帯電話を取り上げようとしてしばらく揉み合いになりました。
そのとき私は見てしまったのです。
黒い女の姿を・・・。
兄は揉み合いの中うっかり画像削除ボタンを押してしまいました。
ですが私の脳裏には先程の女の姿がはっきりと残っています。
私のすぐ後ろ、重なるように写る俯いている黒髪の女・・・。
すぐに理解しました。
「兄に会えて嬉しいはずなのに急にイライラしたのはこの女のせいでは?」と・・・。
そう思った瞬間怒りが冷めて急激に恐怖が湧いてきました。
「お父さんにお経を唱えてもらおう!」
と兄に提案して父を呼びます。
父は何故かお経を読めます。
毎朝仏壇の前で唱えています。
父は事情を知ると仏壇にお線香をあげてから早速お経を唱えてくれました。
私は不安を抱きながら「女さんいなくなってください!」とお願いし続けます。
すると面白い現象が起こりました。
ろうそくの減りが早いのです!
ほぼ新品だったろうそくが二本ともお経を唱えている間に半分程の長さになりました。
溶け方も不思議で縁の部分が丸くなり垂れていきます。
お経を唱え終わった後、その日は一日中お線香を焚くことになりました。
後日談
その後は私には特に怖いことは起こりませんでした。
ただ、兄が自撮りで送ってくる写真にはたまに黒い女が写っていましたよ😥
母が気付いて兄に指摘することが多かったです。
わりかし色鮮やかだったので十中八九生き霊ですよね😓
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は「写真に写る女」についてお伝えいたしました✨
兄関連のお話だと一度不審者から電話がかかってきたこともあります。
兄が上京したての頃、自宅の電話に見知らぬ番号から電話がありました。
電話の相手は声の低い訛った口調の女性で
「○○君(兄の名前)いる?」と尋ねてきました。
「兄は上京したのでいません。」と答えると
「弟君?お兄さんの電話番号と住所分かる?」と尋ねてきます。
「分からないので母に代わります。」と返答すると電話が切られました。
訛りが強かったので地元の人では
なさそうでした。
普通に恐ろしいですね・・・。
最後までお付き合いしていただきまして誠にありがとうございます。
また次回の記事もよろしくお願いいたします♪
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