怖い話実話!vol.7『うごめく生霊』【心霊】

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はじめに

今回は怖い話実体験の第七弾です。

前回はこちらです!

※ドッペルゲンガーのお話です。

人影

今回は私が初めてはっきりと「人間っぽい何か」を見たお話です。

皆さんは「生き霊」というものをご存じでしょうか?

生きている人が飛ばしている思念のことです。

持続しやすい思念は「恨み、つらみ、嫉妬、執着」などの負の念です。

負の念を飛ばしていることが多い人は見た目が老けやすくなったり

人相が悪くなったりするそうですよ😱

大半の思念はすぐに消えるので通常は気にする必要がありませんけどね🔅

今回のお話では生き霊が登場いたします。

是非お付き合いくださいませ✨

部屋で見た謎の老婆

お話の前置き

当時私は10歳でした。

この頃のことはよく覚えております。

同じ町で暮らす父方の祖母が、突然脳卒中を患い植物人間となってしまったのです。

私は父方の孫の中では一番年下で、祖母にはよく可愛がってもらっていたので

とてもショックを受けました。

そのくらいの時期の出来事です。

兄が毎晩「金縛り」にあうようになりました。

兄は自室でいつも一人で寝ているのですが、どうも深夜になると見られている気配を

感じて目が覚め金縛りにあうのだそうです。

金縛りにあうときはすぐ傍に黒いモヤが現れ、「××はいい、○○は死ね」

と聞こえてきます。

フードの男

××は父方のいとこの名前でしたが、○○の部分は聞き取れなかったと兄は言います。

vol.3のいとこは母方なので別人です。

流石に毎晩同じ体験をしているため日に日に兄の顔色は悪くなってきました。

このままでは不味いと思った母は

霊感があると自称していた義姉(父の姉・私の伯母・××の母)

に連絡を取ることにします。

夕方電話で伯母と話した後、母は腑に落ちた表情をしていました。

何でも、犯人が分かったそうです。

結論から言うと犯人は「祖父母宅の近所に住むお婆さん」だったそうです。

母も多少直観力があります。

幼少期は地震が来るときは事前に分かったそうですし、団地に住んでいたときは

頭に色々な映像や字がふいに流れて来たそうです。

※いわゆる「チャネリング」が自然にできていたのですね😓

伯母と会話しているときもふいにそのお婆さんの顔が脳裏に過ったと母は言いました。

顔が脳裏に過ったタイミングが

伯母と一緒だったそうで、二人

同時に「あのお婆さんだ!」と

なったらしいですよ😲

不思議なこともありますね。

事情はよく分からないのですが

そのお婆さんは独り暮らしで精神的におかしくなっていたそうです。

先日伯母が××を連れて祖父母宅に行ったとき庭からそのお婆さんが見ていたと言います。

その日から××も兄と同様に金縛りにあうようになったと聞いていますので

兄もどこかのタイミングでそのお婆さんに見られていた可能性があります。

また、兄の聞いた言葉の○○の部分ですが、

多分祖母の名前なのではないかということになりました。

まぁ流石に思念だけで脳卒中になる

訳ないとは思いますが、時期が時期

でしたしね・・・。

伯母のアドバイスは

「今日の夜盛り塩をしてコップに入れた酒を用意し、兄の部屋で家族全員寝ろ」

日本酒

というものでしたので、早速実践することにしました。

※何故かニンニクも用意していました😁

家族全員で寝る機会はあまり無かったためワクワクしていたことを覚えています

少し長くなりましたね💦

これから本編に入ります。

ドアを開けると・・・

兄の部屋では兄がベッドでいつも通りに寝て、他の家族は全員床に布団を敷いて

雑魚寝をいたしました。

もちろんお皿に塩を盛ったり日本酒の用意もしたりして準備万端です。

その日は本当に何事もなく、兄も久々に熟睡できた様子でした。

本当に良かったです😄

家族全員これでお婆さんの生き霊を退治できたと思いました。

翌日は土曜日でしたので各々好き勝手に過ごします。

朝食を食べ終えた後の朝8時くらいのことです。

私は靴下を取りに二階の両親の部屋まで行きました。

※この頃の私は両親と一緒に寝ていたため、着替えも両親の部屋にありました。

両親の部屋は兄の部屋の隣です。

いつも通り部屋のドアを開けると、部屋の中央に

もがき苦しむ見知らぬお婆さんの姿がはっきりと見えました!

髑髏

お婆さんは本当に苦しんでいて倒れながら芋虫のように体をよじっていたのですが、

部屋は驚くほどに無音でした。

私は目を疑い咄嗟にドアを閉めます。

このときの気持ちはこんな感じです。

( ゚д゚)

( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

(;゚Д゚) …!?

そしてすぐさまドアをまた開けました!

老婆は寝間着の恰好で肌が少し

濃い茶色でした。

ドアを開けて見入っていた時間

は体感3秒です。

その後ドアを一度閉めてもう一度

開けるまでの間は1秒くらいです。

するとそこには何もありません。

いつも通りの風景でした・・・。

このとき私は

「人ってビックリすると静かにドアを閉めるんだな・・・」

としみじみと感じたことを覚えております。

これ以降兄が金縛りにあうこともなくなったので本当に一件落着です。

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回は生き霊のお話でした😊

人生何事も人を恨まずに生きていきたいものですね

生き霊を飛ばしていた老婆はその後介護施設に行くことになったそうです。

祖母は懸命に生きてくれたのですが、

意識が戻らないまま3年後に亡くなってしまいました。

今回も最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございます。

また次回の記事もよろしくお願いいたします✨

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