エルデンリング概要
ELDEN RINGとは2022年2月25日に発売された
世界で1200万本以上売れたダークファンタジーアクションRPGゲームです!
100時間以上プレイしてもクリアできない人がいるほどの鬼畜難易度となっております!!
攻略ルートはプレイヤー次第!
様々な要素を駆使すれば30分ほどで全クリが可能です!
アクション要素に目が行きがちな本作ですが、実はストーリーもしっかりと練り込まれております!
今から様々な考察を織り込んだストーリー解説をしていきたいと思いますので是非お付き合いくださいませ♪
エルデンリングの世界観
エルデンリングの舞台は世界の一地域、通称「狭間の地」です。
狭間の地では巨人や竜や人間など、様々な種族が暮らしています。
世界観的には中世ヨーロッパ風の剣と魔法のファンタジー世界です。
この狭間の地で、宇宙の上位存在達は種族を使った代理戦争を起こしていました。
この代理戦争に勝利したのが「大いなる意志」と呼ばれる存在です。
代理戦争中、大いなる意志は「五本指」と呼ばれる手下を狭間の地に送り込みました。
五本指は強力な力を持つ「竜の王」に狭間の地を平定させます。
竜の王の統治で暫くは平和でしたがある日隕石が落ちました。
隕石に乗じて狭間の地へとやってきた者達は「黒き死の力」で竜の王を瀕死に追い込みます。
追い込まれた竜の王は崩れゆく都市とともに自らを「時の狭間」に封印してしまいました。
竜の王を失い新たな「黒き死」という概念に困惑した五本指は、「全ての生命を0に戻してまた世界を作り直す」という考え方の「三本指」と「黒き死の力を制御して調和を保つ」という考え方の「二本指」に分裂しました。
三本指は「赤」=「生の力」を色濃く残し、二本指は「金」=「死の力」を色濃く残しています。
以降、大いなる意志は二本指の考えを重視するようになりました。
元々の「死」は「金色」。元々の「生」は「赤色」。
でも「金色」は追いやられて「死」は「黒色」に置き換わってしまったんだ。
二本指は自分が「金色」の力を持つから、消えたくないばかりに「赤色の生」の立場に成り替わろうとしたんだよ。
その結果「生」が金色、「死」が黒色になったんだ。
大いなる意志及び二本指は「狭間の外」から「狭間の地」へとやってきた「黒き死の力=死のルーン」を持つ「宵眼の女王マリカ」に目を付け「エルデンリング」を与えます。
神になったマリカ
エルデンリングは「黄金律」という「新たな生=不死の力」を宿しており、獣であり「黄金樹」という巨大な木でもあります。
エルデンリングを与えられたマリカはエルデンリングと融合し神になります。
これ以降マリカの祝福を受けた者は不死になりました。
しかし狭間の地には黄金律に従わない者=「赤色」の力を持つ者がまだまだ沢山います。
「赤色」には「太陽」「火」「腐敗」「坩堝」「忌み子」「原初の生命」があります。
これらの力を封印しない限り狭間の地を平定することはできません。
マリカが戦った強大な敵は巨人族です。
巨人族は「三本指」の眷属でした。
巨人族は黄金樹を焼くことができる「火の力」を宿していましたが戦に負けて火の力は封印されてしまいます。
このときに三本指も捕らえられて地下に幽閉されてしまいました。
狭間の地を平定すると、大いなる意志はマリカに新たな神の後継者を作るように命令します。
夫に選ばれたのは強靭な肉体を誇る「英雄ゴッドフレイ」です。
ゴッドフレイとの間には3人の子どもが生まれました。
「ゴッドウィン」「モーゴット」「モーグウィン」です。
ただ、3人とも神の器には相応しくありませんでした。ですので「デミゴッド=半神」と呼ばれます。
「神の器=神人」の条件とは片目に黄金律の力=金色、もう片目に死のルーンの力=青色を宿していることです。
大いなる意志はゴッドフレイとマリカとの間では神人は生まれないと考え、マリカに男性の体と人格を植え付けます。
男性になったマリカを「ラダゴン」と呼びます。
ラダゴンは「リエーニエ戦役」と呼ばれる戦で類稀なる魔力を持つ「月の女王レナラ」と出会い結婚します。
レナラとの間には3人の子どもが生まれました。
「ラダーン」「ライカード」「ラニ」です。
ラダーンとライカードはデミゴッドでしたが、唯一「ラニ」だけは神の器として相応しい素質を持っていました。
ラニは聡明であるがゆえに「神=大いなる意志の操り人形」だということに気付き神になることを拒絶します。
ラニの拒絶に頭を抱えた大いなる意志は、マリカとラダゴンで単為生殖をさせて新たな神人を作ろうと試みました。
この時期にマリカは「死のルーン」を使用して大いなる意志に反旗を翻しますが、大いなる意志の手下で監視役の獣「マリケス」に返り討ちにあい「死のルーン」を封印されてしまいます。
「死のルーン」は神をも殺せる力でしたが封印されては太刀打ちできません。
「死のルーン」をせめて「マリケスの剣」に封じるように頼むと、マリカは大いなる意志に大人しく従いました。
その後マリカとラダゴンとの間に生まれたのが「ミケラ」と「マレニア」という双子です。
ミケラとマレニアは神人でしたが欠陥がありました。
ミケラは永遠に幼い呪い=「喪色」を、マレニアは体が腐敗していく呪い=「赤色」を持っていたのです。
「喪色」は無色に近い色で「金色が乏しい」状態です。
ちなみに単為生殖をする前にラダゴンはレナラと別れ、マリカはゴッドフレイの祝福を奪いゴッドフレイを狭間の外へと追い出しています。
マリカ自身はゴッドフレイを愛しており、いつかゴッドフレイが帰還することを待ち望んでいました。
祝福を奪われた者は黄金律の恩恵を受けられなくなり瞳の色から金色が失せます。
祝福を奪われて瞳の色が褪せた人=褪せ人と呼ばれた最初の人物がゴッドフレイです。
本編の主人公も褪せ人です。
ラニの陰謀
ミケラとマレニアが欠陥だったため、後継者として一番相応しい存在になってしまったラニは何とかして大いなる意志に背こうと抗います。
そこで考えたのが「死ぬ」ことです。
狭間の世界では黄金律の力によって「死」が制御されています。
唯一死ぬ方法があるとすれば、封印されている「死のルーン」を解放することだけです。
ラニは「狭間の外」出身でマリカと同郷の暗殺集団「黒き刃」に協力を頼み、マリケスから「死のルーン」の一部を盗み出すことに成功します。
ラニは「死のルーン」を使用して自分の「体」とゴッドウィンの「魂」を殺しました。
ラニの体とゴッドウィンの魂一つずつで丁度一人分死んだことになります!
ラニは本当に死ぬつもりはないから、ゴッドウィンの魂を代わりに殺して自分の死の偽装工作をしたんだね♪
ラニは黄金律に代わる新たなルールを作ろうと画策していました。
「死と生が分かれた世界」=「星と月、冷たい夜の律」です。
現代社会のような「正しい死」がある世界で、生と死が分かたれ交わることがありません。
星と月、冷たい夜の律を作り出し大いなる意志に邪魔されない遥か遠くまで持ち出して保管する。
それがラニの目的です。
ラニは人形に魂を移して時を待つのでした。
本編前日譚
神の後継者を失うばかりか黄金律の「不死」というルールまでもが脅かされ
大いなる意志は困ります。
この混乱に乗じてマリカはエルデンリングを砕きました。
マリカは体だけが生きている哀れなゴッドウィンに安らぎを与えるため、また、「大いなる意志の奴隷」という立場から解放されるために自らを砕いたのです。
エルデンリングが砕け散れば不死のルールは無くなります。
大いなる意志はラダゴンにエルデンリングの修復をさせるも失敗してしまいました。
そしてマリカに怒りマリカを黄金樹の中に封印するのでした。
その後、黄金律の祝福の力が弱まった世界で、砕け散ったエルデンリングの欠片=大ルーンを求めてデミゴッド達が争いを始めます。
デミゴッド達の争いは熾烈を極め大地を穢しましたが結局勝者無しに終わりました。
誰も大ルーンを集め終えることができなかったのです。
「デミゴッドでは大ルーンを回収してエルデンリングを修復することはできない」
と悟った大いなる意志は、「狭間の外」へと追放された褪せ人達に目を向けます。
そして褪せ人達に失われつつある黄金律の祝福を与え、エルデンリングの修復を丸投げするのでした。
本編開始
本編の主人公は祝福を与えられた褪せ人の一人です。
今の狭間の地では黄金律の祝福の力が弱まっているため祝福を完全に失った者は倒されると復活できなくなります。
褪せ人にはそれぞれ二本指の遣いである「巫女」が存在し、大ルーンの回収をサポートしています。
しかし主人公の巫女は本編開始前にデミゴッドの配下に倒されてしまっているため存在しません。
ですので大いなる意志に従うも背くもプレイヤー次第です。
オープニング~レアルカリア
狭間の地へと召喚された主人公は開始早々にデミゴッドの配下に倒されてしまいます。
一部のデミゴッドは「大いなる意志に従う者」や「狭間の地の王=エルデの王」を
目指す者を敵視しているのでした。
黄金律の祝福の力で復活できる主人公は気を失った状態で体を保ちます。
そこに霊馬とともに現れる少女メリナ。
「この人はきっと、エルデンリングを求める…黄金律をはずれても」と発言して主人公を助け去っていきます。
それから何年の月日が流れたのかは分かりませんが主人公は目を覚まします。
行く当てのない旅を続けていると黄金律の祝福を見つけ、そこでメリナと出会います。
メリナは肉体から抜け出した霊体であり、肉体は焼け爛れて活動できない状態だと言います。
自力では遠くまで行けません。
そのためメリナは主人公に「黄金樹の麓まで連れていって欲しい」と頼みました。
主人公が了承するとメリナは「霊馬を呼ぶ笛」を譲渡し「巫女の役割」を買って出ます。
霊馬とはメリナが所有している「トレント」という馬であり、
これ以降主人公は自由にトレントを呼び出せるようになりました。
メリナは今後、道中の祝福された場所で姿を現します。
「黄金樹の麓まで行く」という目標ができた主人公は道中「忌み鬼、マルギット」の襲撃を受けます。
マルギットとはデミゴッドの一人、「モーゴット」の遠隔型分身体です。
「忌み子の呪い=赤色」を持つ故に地下に幽閉され続けていたモーゴットでしたが黄金樹への崇拝は人一倍でした。
それ故「マルギット」として黄金樹に近付こうとする不届き者を罰し続けていたのです。
マルギットを返り討ちにした主人公は「ストームヴィル城」でデミゴッドの一人「継ぎ木のゴドリック」と戦闘します。
ゴドリックはマリカとゴッドフレイの遠い子孫でありデミゴッドとしては最弱の部類でした。
本編前日譚の戦争=破砕戦争でマレニアに負け、己の力の限界を悟ったゴドリックは自らの体に様々な強者の腕を継ぎ足します。
強さを他者に求めたのですね。
用意も周到で各地に褪せ人を倒すための配下を配置していたようです。
最初に主人公を倒した敵もゴドリックの配下でした。
ゴドリックを撃破した主人公はゴドリックの大ルーンを得ます。
主人公は次に「レアルカリア」へと向かいます。
レアルカリアにはラダゴンと別れたショックから心を失ってしまった「月の女王レナラ」がいました。
レナラはラダゴンから贈られたという「琥珀のタマゴ」を大事に抱えています。
琥珀のタマゴはマリカとラダゴンとの間で生まれることができなかった存在です。
琥珀のタマゴは強大な力を持つ大ルーンを有していました。
レナラを倒して落ち着かせ、琥珀のタマゴから大ルーンを取り出した主人公は「王都ローデイル」への道を見据えます。
道中の寄り道~ラダーン編~
破砕戦争で大地が穢れた地、「ケイリッド」に主人公は辿り着きます。
ケイリッドの「赤獅子城」にはラダーンの友「ジェーレン」が居ました。
ジェーレンはラダーンを武人として散らせる祭り=「ラダーン祭り」に参加するよう主人公に頼みます。
デモゴッドの中でも最強だったラダーンは破砕戦争でマレニアと相打ちになり、その後は腐敗の呪いで自我を失っているようでした。
ラダーンは重力魔法を操り星を砕いて封印した大英雄です。
自我を失っていたとしても強大な力は健在で、並大抵の褪せ人では倒すことができません。
祭りに参加した数多くの褪せ人と協力して見事ラダーンを打ち滅ぼした主人公はラダーンの大ルーンを手に入れます。
道中の寄り道~ライカード編~
「アルター高原」の「火山館」に辿り着いた主人公は、館の女主人「タニス」に仲間になるよう誘われます。
了承した主人公に対してタニスは各地にいる褪せ人の殺害依頼をしました。
主人公が依頼をこなしていくとタニスは心を開き、本当の館の主人に会わせてくれるのでした。
火山館の本当の主はデミゴッドのライカードでした。
ライカードはラニと共謀してゴッドウィンを殺害するなど、大いなる意志に反発している人物です。
火山館では大いなる意志への反逆として、二本指が集めた褪せ人同士を争わせていたのでした。
ライカードもゴドリック同様己の力に限界を感じていました。
そのため自らを強力な大蛇に喰らわせて、大蛇の一部となっています。
力を付けた褪せ人を招待して喰らい、更に力を付けていつか大いなる意志をも喰らう。
それがライカードの目的でした。
ライカードを撃破した主人公はライカードの大ルーンを手に入れます。
道中の寄り道~モーグウィン編~
狭間の地の「地下世界」に辿り着いた主人公はデミゴッドの「血の君主、モーグウィン」と出会います。
モーグウィンは双子のモーゴットとは正反対で黄金樹には興味ありません。
その代わり「元々の生=赤色」を崇拝しています。
「赤色」には「太陽」「火」「腐敗」「坩堝」「忌み子」「原初の生命」の他に「血」も含まれます。
喪色の神人であるミケラを攫い血を供給、赤色の神にすることで自分が狭間の地の王になろうと画策していました。
攫われた後のミケラの姿は腕しか確認できません。
しかし赤色の力を注がれ過ぎて体が急成長を遂げ、腕は血で焼け爛れて生きてはいない雰囲気でした。
モーグウィンを撃破した主人公はモーグウィンの大ルーンを手に入れます。
道中の寄り道~マレニア編~
「ミケラの聖樹」に辿り着いた主人公は「ミケラの刃、マレニア」と出会います。
マレニアはミケラの双子の妹で、聖樹でミケラと落ち合う約束をしていました。
聖樹に侵入してきた主人公を敵だと認識したマレニアは攻撃を仕掛けてきます。
マレニアの猛攻に耐え何とか撃破に成功する主人公でしたが、マレニアは腐敗の力を解放して「腐敗の女神、マレニア」として復活します。
マレニアを再度撃破した主人公はマレニアの大ルーンを手に入れます。
マレニアはミケラとの約束を果たせなかったことを最後まで悔やんでいました。
ミケラ
ミケラは少年の姿と少女の姿を使い分け
黄金樹の祝福を受けられない弱き者の味方をしていた人物です。
少女の姿のときは「トリーナ」と名乗り聖女として多くの人に慕われていました。
常にマレニアのことを大事にしていて「腐敗の呪い」を解くために奔走しています。
ミケラは大いなる意志が無理矢理「赤色」を封印したせいでこの世界に「赤色の呪い」が突発的に湧いてくるのだと考えました。
黄金律とは不死=永遠です。
そして永遠とは停滞を意味し、停滞し続けると狭間の地のものは腐っていきます。
そこでミケラは
黄金樹から大いなる意志を抜いて赤色を足した新たな黄金樹=無垢な黄金=「聖樹」を開発しようとします。
赤色を否定しない聖樹ならばマレニアの呪いを完全に解くことができます。
聖樹の完成には大量の血が必要でした。
しかしミケラには血が少量しかありません。
そのときに思い付いたのがモーグウィンを利用することです。
ミケラには他者の心を操る不思議な魅力があったのでモーグウィンの洗脳は容易でした。
ミケラはマレニアと聖樹で落ち合う約束をしてモーグウィンに攫われる準備を始めるのでした。
王都ローデイル~エンディング前
「王都ローデイル」の祝福に主人公が辿り着くとメリナが現れました。
どうやらここが黄金樹の麓らしく、ここからはメリナ一人で行動するようです。
メリナは主人公に感謝の言葉と激励の言葉を述べ、巫女の力を全て置いて去っていきました。
主人公は黄金樹の前に辿り着きます。
そこに現れたのは「マルギット」として一度対峙した「モーゴット」でした。
黄金樹に立ち入ろうとする主人公をモーゴットは阻止します。
主人公はモーゴットを撃破してモーゴットの大ルーンを手に入れました。
そして黄金樹の中へ入ろうとしますが、黄金樹は一向に扉を開きません。
立ち往生しているときにメリナが再び姿を現します。
メリナには使命があると言います。
それは「黄金樹を燃やすこと」。
巨人族の住む山嶺にある「火の窯の麓」へ連れていくようメリナは頼みます。
主人公は了承して「火の窯の麓」まで行きました。
そこには封印されている「火の力」があります。
メリナは主人公を眠らせると、火の窯で自らを種火として火をつけ黄金樹を燃やします。
メリナと黄金樹が燃え尽きた瞬間、主人公はマリカの計らいにより「竜の王」が封印されている「時の狭間」に飛ばされます。
この世界では昔のまま時が止まり時空も歪んでいるため、まだ「死のルーン」が「マリケス」の下で完全な状態で残っていました。
主人公はマリケスを撃破して死のルーンを手に入れます。
これで主人公は神をも滅ぼせるようになりました。
主人公は現代の「王都ローデイル」まで戻ってきたのですが、
火が燃え広がりローデイルは灰にまみれています。
黄金樹の前を再び訪れる主人公。
そこには狭間の地を追放され最初の褪せ人となった英雄「ゴッドフレイ」が待ち構えていました。
いつかマリカが望んだように、ゴッドフレイは再び狭間の地へと舞い戻ってきたのです。
黄金樹の中にはマリカが居ます。
主人公とゴッドフレイはどちらがエルデの王として相応しいか勝負することにしました。
見事ゴッドフレイを撃破した主人公は黄金樹の中へと進みます。
黄金樹の中にいたのは身が砕け囚われた姿のマリカでした。
マリカは枷から解放され、ラダゴンとして主人公と対峙します。
「大いなる意志に導かれた褪せ人」と「大いなる意志の手下のラダゴン」は本来争う必要がありません。
同じ上司を持つ「修復する者」と「修復される者」という関係だからです!!
しかしラダゴンは「エルデンリングそのもの」であると同時に「マリカ(神人)の夫=エルデの王」でもあります。
主人公を排除して大ルーンを回収し自分で自分を修復。
そうすることでエルデの王として再度復活することを目論みました。
主人公はラダゴンを打ち破ります。
するとラダゴンはエルデンリングの獣の姿=「エルデの獣」の力を解放して再度襲い掛かりました。
「死のルーン」の力でエルデの獣すらも撃破した主人公はエンディングへと向かいます。
エンディング
エルデンリングには複数のエンディングが存在します。
「エルデンリングを修復する」エンディングを観るだけなら「道中の寄り道」で得た大ルーンは全て必要ありません。
なぜなら道中の寄り道で得られる大ルーンは全て「赤色」だからです。
元々の黄金律のエルデンリングは全て「金色」で成り立っています。
赤は修復には不要ということですね。
エルデンリングを修復する
集めた大ルーンを使用してエルデンリングを修復した主人公はエルデの王として君臨します。
しかし継ぎ接ぎだらけの大ルーンでは新たなルールを敷くことができず、狭間の地は無法地帯となります。
新たなルールが出来上がるまでの繋ぎの時代が到来しました。
黄金律のルーンで、エルデンリングを修復する
完全律のルーンを使用してエルデンリングを修復した主人公はエルデの王として君臨します。
元々の黄金律は「マリカ」や「ラダゴン」という人格があったせいで綻びが生じていました。
しかし完全なる黄金律には人格がありません。
AIのような完全無欠の絶対王政の時代が到来しました。
完全律のルーンは黄金律を研究していた天才褪せ人「輝ける金仮面卿」の死体から得ることができます。
金仮面卿は常に黄金律のことだけを考えて生きていました。
その姿勢に憧れた黄金律信者の「コリン」は金仮面卿の記録係として金仮面卿の傍にいつも居ます。
ある日のことです。
金仮面卿が現在の人格を有する黄金律を否定し始めました。
耐えきれなくなったコリンは金仮面卿を殺害してしまいます。
そうして出来上がったのが完全律のルーンです。
大いなる意志の干渉をも除外した完全律のルーンは赤く燃えていました。
死王子のルーンで、エルデンリングを修復する
死王子の修復ルーン=死の力を宿したゴッドウィンのルーンを使用してエルデンリングを修復した主人公はエルデの王として君臨します。
黄金律に死の概念を戻した結果、死んでいる者と生きている者全ての者が存在する世界が到来しました。
簡単に言えば死んだらゾンビとして生き返る世界ということですね。
「死者を生き返らせる能力」を持つ褪せ人「死衾のフィア」のイベントを進めることで死王子の修復ルーンを得ることができます。
狭間の地では死者が生まれません。
そのためフィアは唯一の死者であるゴッドウィンからルーンを取り出す計画を立てました。
死者のルーンを使用してエルデンリングを修復すれば死者が生まれる世界になるはずだからです。
フィアはゴッドウィンに惹かれていました。
もしも死者の世界を作ることができたのならば、体だけが生きているゴッドウィンを完全に殺し自身の能力で魂ごともう一度生き返らせることができます。
結局フィアは途中で命を落としてしまうのですが、フィアの思いを受け継いだ主人公は死王子の修復ルーンでエルデンリングを修復しました。
忌み呪いのルーンで、エルデンリングを修復する
忌み呪いの修復ルーンでエルデンリングを修復した主人公はエルデの王として君臨します。
忌み呪いの力が狭間の地に蔓延し、全ての者が呪いで満たされる時代が到来しました。
呪いが呪いを生む無限ループの中でいつしか呪いが普通の状態になる世界です。
全ての生物は生まれた瞬間から常に苦痛を抱え続けることになります。
嫌われ者の褪せ人「忌まわしき糞喰い」のイベントを進めることで忌み呪いの修復ルーンを得ることができます。
糞喰いは本名「ミエロス」という巨人です。
醜悪な見た目で巨人にしては小柄であり、全てを呪い多くの穢れを生み出しています。
糞喰いに穢された者は呪われて黄金樹に還ることができなくなります。
そんな糞喰いですが、本編では地下に体を幽閉されています。
地下から解放後主人公に敗れた糞喰いは、多くの呪いで自身を満たすように主人公に頼みます。
そして更なる呪いで満たされた糞喰いは黄金律を呪いながら絶命します。
そうして出来上がったのが忌み呪いの修復ルーンです。
星の世紀
ラニとともに狭間の地を旅立ち、「星と月、冷たい夜の律」を大いなる意志が干渉できない場所まで遠ざけます。
そうすることで狭間の地には正しい死が訪れ、生きている者と死んでいる者が決して交わることのない世界が実現します。
ラニとのイベントを進めることで星の世紀エンディングを迎えることができます。
自分の体とゴッドウィンの魂を殺した後、ラニは人形に魂を移して時を待っていました。
そんなときに現れたのが主人公です。
「霊馬を駆る褪せ人がいる」という噂を聞いたラニは「エレの教会」で主人公を待ちます。
トレントの前の主人=霊体として移動範囲が広かった頃のメリナから、「霊馬を駆る褪せ人が来たら渡しておいて欲しい」とアイテムを託されていたのです。
アイテムを主人公に渡し終えたラニは「もう会うこともない」と言いつつも、再会を期待しているかのような口ぶりで去っていくのでした。
次にラニと再会する場所はラニの拠点である「ラニの魔術師塔」です。
ラニは大いなる意志から刺客を差し向けられていて、身を守りながら生活していました。
そのため戦力になりそうな主人公を仲間にしようと勧誘します。
主人公が了承するとラニは主人公にノクローンの秘宝=「二本指を殺せる道具」の探索を依頼しました。
探索の道中、主人公はレアルカリアを追放された異端の魔女「魔術師セレン」に出会います。
セレンが言うには、ラダーンを倒さない限りラニの計画は進まないとのことです。
ラニは「星と月、冷たい夜の律」を作ろうとしています。
しかし現在星はラダーンによって封印されています。
「ラダーン祭り」に参加してラダーンを撃破すると、封印から解放された星が流星となって降り注ぎノクローンへの道が開かれました。
ノクローンで「指殺しの刃」を入手した主人公はラニにそれを渡します。
ラニは喜びました。
後は二本指を殺して「星と月、冷たい夜の律」を作るだけです。
ラニは主人公に感謝と別れを告げて旅立ちました。
その後ラニの魔術師塔を訪れると「エインセル河本流」までの転移装置が作動しています。
エインセル河本流に辿り着くとそこには「小さなラニ」の人形が置いてありました。
小さなラニに話しかける主人公。
暫く反応はありません。
しかし何度も話しかけることでラニが応答します。
今の姿は不本意であり、「知られたからには主人公に二本指からの刺客=災いの影を殲滅してもらわないと割に合わない」という態度です。
主人公が災いの影を殲滅させるとラニは感謝と別れを告げて「王家の鍵」を渡し、今度こそ旅立ちます。
その後、「カーリア」に辿り着いて王家の鍵を使用する主人公。
そこにはラニが大切に保管していた「婚約指輪」=「暗月の指輪」がありました。
主人公はラニを探しに行きます。
ラニは「マヌス・テリヌの大教会」で二本指を無事討伐し、傷だらけの状態で佇んでいました。
主人公はラニに近付くと手を取り指にそっと「暗月の指輪」を嵌めます。
するとラニは元の綺麗な姿に戻り、主人公を「自分(神人)の伴侶」=「エルデの王」として認めました。
そして主人公がエルデンリングを修復するときに再会することを約束して去って行きます。
その後出現しないと思われたラニでしたが、「小さなラニ」に主人公が話しかけてみるとなんとラニが応答します。
「話し足りない」と言うラニは主人公に「自身の作る律の説明」と、「一緒に付いて来てくれるかの確認」をしました。
ラダゴンを撃破してエルデンリングを修復する際に主人公はラニを呼びます。
ラニは誓いました。
生と死が分かたれた星の世紀の到来を。
主人公はラニの手を取り千年の星の旅へと同行するのでした。
狂い火の王
主人公は狂い火となり、全ての生命を0へと戻します。
「三本指」と出会うことで狂い火の王エンドを迎えることができます。
「地下世界」で主人公は三本指を見つけます。
三本指は主人公を握りしめて自身の力を全て主人公に譲渡しました。
三本指の力を得た主人公はメリナに頼ることなく「火の力」を操って黄金樹を燃やします。
その後はマリカの計らいで「時の狭間」に飛ばされ、マリケスを討つことで「死のルーン」を手に入れます。
ラダゴンを撃破してエルデンリングを修復するとき、主人公は突如苦しみ狂います。
なんと顔が炎に包まれて万物を燃やし尽くすようになってしまったのでした。
狂い火の王となった主人公をメリナは決して許さず、殺害することを決意します。
メリナの正体
メリナの正体はミケラの霊体です。
ミケラは非常に慈悲深く生命全てを愛していました。
特に妹のマレニアには愛情を最も深く注いでいて、彼女を救うために危険を冒してでもモーグウィンの血を利用しようとしていました。
しかしそれは失敗してしまいます。
血に侵され自由に使えなくなった体を棄てて霊体として活動し始めたミケラは、次の手段として「黄金樹を燃やすこと」を決意します。
「黄金樹を焼くこと」は母マリカの本願であり、マレニアの腐敗を治す手段にもなります。
そんなときに見つけたのが「巫女を持たない=大いなる意志の干渉を受けない」褪せ人である主人公です。
ミケラは主人公に憑りつき黄金樹まで連れていってもらうことで晴れて黄金樹を燃やすことができます。
道中主人公が三本指に近付くことをミケラは許しません。
なぜなら三本指は「全生命の否定」をするからです。
「全生命を肯定」する愛情深いミケラにとって三本指の考えは受け入れられないものなのです。
火の窯で燃え尽きたミケラは最後に主人公に感謝と別れを告げました。
おわりに
以上がエルデンリングのストーリーとなります!
かなり濃い内容ですよね💦
勿論根拠の乏しい部分もございますので、「このストーリーが絶対に正しい」という訳ではございません。
ただ、今回ご紹介させていただいた内容が何かしらの助けになれば幸いです!
お読みいただきましてありがとうございました。
また次回の記事もよろしくお願いいたします✨
※飛田ニキイチ先生の漫画版も連載されましたね!
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